コソダテノート

コソダテノートについて、はじめての出産・育児をするパパとママと赤ちゃんのための参考になる子育てノート。


子育てノート

コソダテノートについて、はじめての出産・育児をするパパとママと赤ちゃんのための参考になるノート。

「子供がいる家庭で必須の『個人賠償責任保険』が必要な理由と加入方法」

子供がいる家庭で加入必須の賠償責任保険が必要な理由と加入方法

子供が歩けようになると活発に行動し、どんどん遊びの範囲が広がり、成長していきます。保育園や幼稚園に行くような入り友達が出来ると遊びの範囲がさらに増えます。

遊びの範囲が増えるのと同時に危ない遊びや他人の物を壊す遊びをする可能性があります。
いたずらで他人の車を破壊したり、キャッチボールで他人の家の窓ガラスやケガをさせる場合があるかもしれません。子供の遊びが原因で賠償が発生するケースがあります。
子供だけではなく、親の不注意で他人の損害を与えた場合にも使える「個人賠償責任保険」。

子供がいる家庭で必須の「個人賠償責任保険」に入っておくべき理由と入り方を紹介します。

子供の賠償は親の責任

一般的に12歳から責任能力の有無が判定されますが、子供が他人に与えた損害の費用は親が支払う事になります。

普段の生活で賠償責任が発生して費用が発生することを考えて生活している人はいないでしょう。日々の子育てと仕事に追われるはずです。それでも子供が起こした賠償によって発生する費用は親が負担する事になるので、万が一の賠償のために個人賠償責任保険は加入しておくべきです。

個人賠償責任保険を加入しておくべき理由

  1. いたずらによる車の破壊
  2. 遊びによる他人の物を破壊
  3. 自転車事故による第三者の身体の障害


先に挙げたいたずらで自動車を破壊。そしてキャッチボールなどの遊びで他人の物を破壊。そして最後に一番高額にあるケースが自転車事故による第三者の身体の障害。

いたずらで自動車を凹ませて、その部分が、部分のみで修理できない場合は修理費用が結構掛かるケースがあります。友達と兄弟がいたずらで自動車を破壊した場合は、それぞれの人数で賠償金額を案分します。この場合は仮に賠償金額90万円だとすると、友達が30万円、兄弟で60万円の賠償をする事になります。

遊びで物を破壊する気がなかったのに結果、壊れてしまうというケースがあります。これも他人の物を破壊しているので賠償になるケースがあります。

そして、最後に自転車による事故です。今は高齢化社会で、お年寄りが多いので、子供の不注意でお年寄りがこけて、後遺障害が残ったり、万が一無くなってしまった場合は高額な賠償金を支払う事になります。

そうしたリスクを保険でカバーするために「個人賠償責任保険」は今の時代必須と言える保険です。
ただし、単独で個人賠償責任保険に加入できません。加入するためには特約として付加する必要があります。

保険の個人賠償責任を特約として付加できる保険の種類

  1. 火災保険
  2. 自動車保険
  3. 傷害保険
  4. 共済


火災保険や自動車保険などの特約に個人賠償責任保険の特約を付加する事ができます。保険会社によって名称は違います。三井住友海上火災だと「日常生活賠償責任保険」で、損保ジャパン日本興亜だと「個人賠償責任特約」という名称になっています。

保険金(第三者に支払う金額)の上限は1億円などで特約保険料はかなり安いので付けておくべきです。共済は保険金限度額が100万円といった低い金額なので、できれば民間の火災保険や自動車保険の特約として付加する方が良いでしょう。保険会社によって交渉してくれる示談交渉サービスがあるので交渉がスムーズに進める事ができます。

個人賠償責任保険は世帯主が加入すれば大丈夫

世帯主が個人賠償責任保険が付いている保険に加入すると配偶者と同居の子供と親族が対象となります。更に別居の未婚の子供まで対象となります。
子供が結婚すると世帯は別になるので、結婚した子供自身が個人賠償責任に加入する必要があります。

お子様がいる家庭で必ず加入しておくべき個人賠償責任保険まとめ

子供が起こす賠償のリスクは予想が付きません。そして高齢化社会でちょっとしたことでお年寄りに後遺障害が残る可能性があります。そして子供だけではなく、親自身が賠償のリスクを背負う場合があります。
マンションの下の階に浸水させてしまい、舌の階の部屋の財物を汚損したりするケースにペットが他人の噛みつきケガの賠償など賠償となるケースは結構あります。

示談するにも時間が掛かり、手痛い出費となるので、子供がいればなお必須である個人賠償責任保険を民間の保険会社の火災、自動車、傷害保険の特約として付加するべきです。

自転車に乗る際に都道府県によっては、賠償保険が必須となっているので、これからどんどん広がる可能性があるので、個人賠償責任保険の特約を付加したいのであれば、すぐにでも加入している保険の代理店に連絡し、特約を付加するように手配しましょう。